ユーロはもう分かってる
為替市場の落ち着きを好感し小幅上昇となりました。
ＮＹダウの下落や円高を警戒し安く寄り付きましたが
７９円台前半に戻したことを好感し、先物にまとまった買いが入りました。
日銀の下値買い支えも相変わらず意識されています。
連休の間ＮＹダウが下がれば、
日経平均のサポートラインを割って週明けに始まる可能性もあり
今日の日経平均引値と、ＮＹダウの動向に注目です。・・・
・・・と金曜日の朝お伝えしましたが
注目の連休中の
ＮＹダウは
12479ドル 42ドル高 金曜
12385ドル 94ドル安 月曜
欧州各国政府が債務危機と
アメリカの法定債務上限の引き上げの合意がまとまらないことから
下落しています。
一応は７５日線の１２３８９ドルで反発。
今のところ下記変化無しですが
ドル安、ユーロ安で円高圧力がかかり下値目処を割るかは注目。
※ １３週線 ９７０６円、２００日線 ９９０１円 とも上向きで
その上に株価があることもあり、
上昇トレンド変化無しという可能性が高いので
押し目待ちスタンス、
押し目については下記
６月１７日 安値 ９３１８円から７月６日 高値 １０１０２円の半値押し
９７６３円までは押さないで
せいぜい ３分の１押し ９９１１円から９８７０円程度まで・・。
最大の押しは波動的に９７５２円あたりまで・・。※
７月１４日のザラ場安値 ９８８４円
ここで止まっているわけですが
もし、上記下値目処
これ以上押すようですと
短期上昇波動を一旦、見直します。
その場合は下げトレンドに戻ることも考えておく必要あり・・。
ＥＵの銀行ストレステストは、ギリシャがデフォルトに陥り
各国政府が自国の銀行を守れないとの投資家の懸念は消えていません。
ストレステストでは90銀行のうち８行がクリアできず
計25億ユーロの資本不足が指摘されていますが
２０行程度に増資が必要という見方も出ています。
８月２日にせまったアメリカの連邦債務上限引き上げ問題。
実際にデフォルトを起こすとは思えませんが
もしそうなればリーマンショックの比ではないです。
米国の格付けが引け下げられる。
長期債利回りが上昇する。
新たな債券発行ができなくなり、連邦政府機関が閉鎖される・・・。
共和党の法案には、債務上限引き上げの条件として、
連邦政府に毎年、財政の均衡化を義務付けるための憲法修正が盛り込まれていますが
これが可決された場合オバマ大統領は拒否権を発動する意向を示しています。
日経平均上値目処は下記のとおり
※ 上昇目処１０１２２円から１０７１６円としていますが
１０１２２円は一旦達成。
上昇目処の上限１０７１６円というのは下記 Ｖ計算値波動の目標値です。
３月１５日安値 ８２２７円→ ５月２日高値 １００１７円→ ６月１７日安値 ９３１８円
→１０７１６円
１００１７円－９３１８円＋１００１７円＝１０７１６円
更に他の可能性として波動計算を載せておきます。
３月１５日安値 ８２２７円→ ５月２日高値 １００１７円→ ６月１７日安値 ９３１８円
２、１００１７円－８２２７円＋９３１８円＝１１１０８円
３、１００１７円－８２２７円＋１００１７円＝１１８０７円
４、９３１８円－８２２７円＋９３１８円＝１０４０９円
最大３の１１８０７円という計算値も出ますが
トレンドラインからは前回の２月１７日高値 １０８９１円に届かない
あたりとなるので上値目処としている１０７１６円が有力となります。※
もし、上記下値目処、
これ以上押すようですと
短期上昇波動を一旦、見直します。
その場合は下げトレンドに戻ることも考えておく必要あり・・。
個人投資家は
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日、７月２１日、７月２５日、８月１９日
（１日、２日の違いは許容範囲として変化日とします）
●今日の日経先物
先週末の先物は
９９００円から９９４０円のレンジを抜けて
動けるかどうか
レンジを抜ければ
上限 １００００円、
としていましたが
ザラ場９９９０円までで
ほぼ想定内でした。
今日はどう動くか。
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ＣＭＥは ９８６５ 円
このあたりで寄れば
９９４０円から９９７０円あたりで頭をたたかれそう
為替次第
下限 ９８００円、９７５０円
上限 ９９４０円、９９７０円
というスタンスで見ます。
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● 今日の重要ポイント 日経２２５
７月１９日
１００６０
１００００
９９７０●
９９４０●
９９００
９８８０
９８５０
９８００
９７５０
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