225はレンジに
NY、欧州株下落の流れを受けて、海外短期筋を中心とする売りが先行しました。
しかし、日経平均は9500円後半で買戻しも入る感じが続いています。
出来高の多い9700円台に入ると
また、頭を抑えられ
3ヶ月あまり続く面白くもないレンジ相場の
中心ライン9400円から9720円の価格帯での
動きに入り込む懸念があります。とお伝えしたような
つまらない展開が続くのかも知れません。
下げトレンドはまだ今のところ変わりませんが
買い支え期待から売りが出にくいのと
(外人が買い越した分を売ってくる可能性はあります)
NYの強弱に関係なくの日本市場には執拗な買いが入っていて
波動からも下げエネルギーが弱まっていること・・・などから
先週からお伝えしている下記のパターン、
この中でAは可能性が低いとは思いますが引き続き
考慮しておきます。
A,上昇パターン
B,小さな波動の中、下落エネルギーが小さくなって揉みあいで下落
C,急激に相場が動き出し中期下落波動の下値目処達成
※ 日経平均は
下げトレンド継続の場合でも 5月2日高値10017円を 越えない範囲で
フィボナッチ 9797円、3分の2戻し 9921円 あたりの
戻りがないとは言えないので
それも頭に入れておく必要はありますが・・・※
そうなっても10017円を抜けなければ
上昇トレンドに変化したとはいえない状況は続きます。
出来高の多い9700円台に入ると
また、頭を抑えられ
3ヶ月あまり続く面白くもないレンジ相場の
中心ライン9400円から9720円の価格帯での
動きに入り込む懸念があります。
また、下落トレンドが変わらなかったとしても
あまりに時間が経過し過ぎたため
中期下値目処としてみていた
8156円、7623円まで下げるエネルギーがなくなる
可能性もあります。
その場合下記Cの代わりにA、Bも考慮する必要があります。
今の時点では可能性は低いですが
下値切り上げ、上値抜け(10017円)の場合
A、9658円~9797円→9405円~9480円→10122円~10716円
6月24日 ザラ場高値は 9695円まで。
上記9797円に近付いて来ました。
ここから下落エネルギーが小さく
波動も小さく下落の場合(小さな揉み合いでの下落)
B、→9339円~9256円→9455円~9497円→9057円~9015円
また、中期下落波動の下値メド達成の場合
C、 →9143円~9115円 → 9415円~9480円
→ 9000円割れ、下値目処は 8156円、7623円・・。
この後目先の上昇がどこまであるか、また
その後の目先の下落がどこまであるかで
上記、A,B,Cのどれになるか・・。
ギリシャ議会は歳出削減と資産売却を含む780億ユーロ規模の
5カ年緊縮財政策の討議を開始しました。
EUとIMFの支援にはこの法案が成立しないといけませんが
議会で可決されるとの楽観的な見方が広がりユーロは反発しています。
ジョージ・ソロスはユーロを離脱する国が出てくることは不可避と言ってます。
ユーロには政治的な統合や統一の国庫という裏付けがなく、
もともと根本的な欠陥があり、現在の状況ではユーロ離脱になる国は不可避と述べています。
http://jp.reuters.com/article/……1820110627
どこの国が離脱するとは言っていないようですが
ギリシャをはじめ、数カ国に波及することは避けようが無く
いずれマーケットに織り込んでくるのではないでしょうか。
ソロスの言うように根本的に無理があるユーロのシステムは
ギリシャがアウトになれば玉突きデフォルトもありえますし、
ユーロはユーロA(良い)クラス、ユーロC(ダメ)クラスと分けて
通貨も別にするしかなくなるかもしれません。
無理(共通通貨)は長続きしないです。
ただギリシャの選択としては
ユーロ離脱、それからデフォルトとなる道筋も有力です。
離脱すればデフォルトは避けられませんが、離脱しなくても時間の問題・・。
昨晩のNYダウは
108ドル高12043ドル
バーゼル銀行監督委員会の中央銀行総裁・銀行監督当局長官グループが
合意した銀行に対する自己資本の上乗せ基準が予想ほど厳しい内容にならなかったことや
上記、緊縮財政策がギリシャの議会で可決されるとの楽観的な見方となっています。
※
2009年3月安値 6469ドルから
2010年4月高値 11258ドル
2010年7月安値 9614ドル
の中期上昇トレンドの目先上値目処は
12759ドル 12902ドル
としていましたが
4月28日に 12876ドルまで到達後
下げています。
上記目先上値目処達成で、波動的にはおさまりよく
今度は
NYダウが2007年10月高値 14198ドルから
リーマンショック、金融危機の2009年3月安値 6469ドルをつけて
今回、4月28日 12876ドルが高値になるとすれば
この波動での下値目処は
11554ドル、9127ドル。※
亀井国民新党代表が菅総理からの副総理の要請を断り、
特別補佐官への就任要請を引き受けたということですが、
亀井代表が菅総理を補佐する理由は、政権での自分の影響力を
保ちたいのと、敵のように思っている郵政民営化を見直すための郵政改革法案。
これを何とかしたいという執念からなのでしょう。
とにかくしぶとく決めたらやり遂げるというパワーは
他の政治家の比ではないですね。
いっそうのこと菅総理の補佐ではなく亀井救国内閣で
思いっきり腕をふるってもらえれば復興も、経済も大きく前進するかもしれないです・・。
亀井代表は賛否両論だった金融モラトリアム法を無理やり通しました。
今は、無理やりでもやる人が待望されますね。
個人投資家は市場関係者の甘い見通しではなく
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日、7月5日、
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
昨日の先物は
9600円から9660円で揉みあいそう
としていましたが
9600円を挟んでの狭いレンジでの展開でした
今日はどう動くか。
昨年以降 火曜はだれる事が
多い傾向がありました・・。
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CMEは 9685 円
このあたりで寄れば
9610円から9580円で下値が支えられそう
抜けてきた場合は
下限 9450円、9430円
上限 9690円、9730円
というスタンスで見ます。
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