GDP改定値下方修正は PBR1倍割れ
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今日のポイント
ウイルスがサプライヤー企業にドミノ倒しで
供給の鎖を断ち切っています
日本でも町の人や車は減り
安倍総理は感染拡大によって影響を受けた中小・小規模事業者支援のため、
無利子、無担保の融資を行う方針を明らかにしています。
緊急対策第2弾の取りまとめが10日に行なわれます。
現在の融資の具体的な要件を見てみると
●新型コロナウイルスによる影響を受け、最近1か月及びその後2か月を含む3か月の売上高が
前年同期と比べて20%以上減少している(見込み)方向けの低利な(年1.0%以内)資金
これは
経営安定資金(大臣指定等貸付・災害復旧関連・セーフティネット4号要件)
それから
●最近3か月の売上高等が前年同期と比べて5%以上減少している
(2月以降直近の3か月の売上高が算出可能となるまでは、
最近1か月及びその後2か月を含む3か月の売上高が前年同期と比べて5%以上減少している(見込み)場合も可)
方向けの低利な(年1.1%以内)資金
申込みには市町村長の認定書が必要です。
国の指定した業種に属する事業を行っている必要があります。
売上高減少の理由は問いません。
経営安定資金(大臣指定等貸付・特定業種関連)
これは業種指定融資(観光、飲食など?)
そして
新型コロナウイルスによる影響を受け、最近1か月の売上高や利益率が前年同月と比べて減少している方や、
今後減少が見込まれる方向けの比較的低利な(年1.3%以内)資金
これは 経営あんしん資金(新型コロナウイルス特例)として
1ヵ月の売り上げが減少していれば対象になるというものです。
今回
10日にまとめられるのは
これまでの前例に捉われず、強力な支援策を講じると安倍首相
「日本政策金融公庫等において、特別貸付制度を創設し、
売上が急減した個人事業主を含む中小・小規模事業者に対して、実質無利子・無担保の融資を行う」
としています。
10月から12月までのGDPの改定値について、
年率でマイナス6.3%だった速報段階から下方修正され
マイナス幅がさらに拡大するという予測が多くなっています。
これはコロナの影響の前の話で
消費増税の影響です。
そしてコロナの影響を受ける
1-3GDPに至っては2桁減になると言われていますが
それも軽い2桁減では済まなそうな勢いです。
緊急融資で少しは
実体経済、金融市場が落ち着きを見せるのかです。
通常は
実態経済の前に金融市場が反応します。
安心感が出れば相場は反騰します。
しかし、今回先行して動くはずの
金融市場が本格的に下げ始めたのは
コロナ騒動が始まってから大きく遅れています。
それだけ影響を見極めにくかったと言えます。
日経のPBR1倍割れの水準と
日経の週足240移動線(アベノミクスが始まってから一度も割れたことが無い)が
20200円から20400円にあります。
パニックでここを割れると
18000円までの可能性はありますが
如何にも安い所には来ています。
前日の先物手口は
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