どこまで押す・
高値追いは注意・・。としていましたが
注目のアメリカ6月の雇用統計で
非農業部門雇用者数が前月比1万8000人増加と、市場予想を大きく下回り、
6月の失業率は9.2%(前月9.1%)に上昇し、今年に入り最も高い水準となりました。
NYダウは、62ドル安12657ドル
先週末のイブニングセッションではこの動きをうけて
先物が170円以上急落。
(イブニングトレードはがっちり取れましたが・・)
今週迎える変化日7月11日。
雇用統計の発表をきっかけに戻り高値となるか・・
上昇トレンドとなった中期波動に変化無しか・・・
というところですが、
押し目については
下記のように均衡表の好転などもあり
押しは浅いと思われます。
最小の場合10003円程度で
6月17日 安値 9318円から7月6日 高値 10102円の半値押し
9763円までは押さないで
せいぜい 3分の1押し 9911円から9870円程度まで・・。
これ以上押すようですと
短期波動を一旦、見直します。
200日線、13週線、12ヶ月線などの長期線も軒並み上向いて来ていて
株価もその上に出てきています。
均衡表の下記3つのシグナルも売りから買いに転換。(三役好転)
1、基準線と転換線が好転(ゴールデンクロス)
2、雲の上に実線(株価)が出る
3、遅行スパンが実線を上抜く
一方、上昇メドの下方10122円は達成しています。
上値目処については
上昇目処10122円から10716円としていますが
この上昇目処の上限10716円というのは下記 V計算値波動の目標値です。
3月15日安値 8227円→ 5月2日高値 10017円→ 6月17日安値 9318円
→10716円
10017円-9318円+10017円=10716円
更に他の可能性として波動計算を載せておきます。
3月15日安値 8227円→ 5月2日高値 10017円→ 6月17日安値 9318円
2、10017円-8227円+9318円=11108円
3、10017円-8227円+10017円=11807円
4、9318円-8227円+9318円=10409円
最大3の11807円という計算値も出ますが
トレンドラインからは前回の2月17日高値 10891円に届かない
あたりとなるので上値目処としている10716円が有力となります。
中国の6月の貿易黒字は前年同月の200億ドルに対して
223億ドルに増加し、市場予想を上回り、7カ月ぶりの高水準となっています。
中国の6月の消費者物価指数は前年同月比6.4%上昇とこれも市場予想を上回っています。
北京オリンピックバブル時以来3年ぶりの高い伸びです。
食品価格の前年比上昇率は14%、非食品価格は3%上昇となっていて
非食品価格の3%上昇は、統計開始以来、最高の伸びとなっています。
減速している中国の成長が
バブル退治の引き締め政策でハードランディングする可能性も
更に高まってきています。
個人投資家は
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日、7月11日、7月21日、7月25日、8月19日
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
先週末の先物は
上も下もスカスカで動きが大きく
なる可能性あり、
としていましたが
上値は重く 下値も硬く
10170円をはさんで
小動きでした。
今日はどう動くか。
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CMEは 10045 円
このあたりで寄れば
10140円から10180円で頭を抑えられそう
下限 9900円、9860円
上限 10140円、10180円
というスタンスで見ます。
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