あなたはそのトレードに自信がありますか？
自信がありませんか？
トレードに自信を持って
大きなロットを入れて大きく利益を稼ぎたいと思ったことはありませんか？
まさに今
勝手の違うＦＸトレードを実践しながら思うのが
このことでした。
自信ができれば大きなロットを入れて
大きく利益を稼ぐ。
1発で数百万円とか
それ以上利益になれば気持ちいいですよね。
でも本当に自信があるといいのか？
実社会では仕事でもコミュニティーでも自信満々で
大きな声で発言する人がリーダーになります。
積極的に自分の意見を言う人。
そういう人が出世も早く
成功するという統計が出ています。
実際、中小企業のオーナーなんてこういう人が多いです。
自分の意見を言う。
人の話は聞かない。
声が大きいしリーダーシップがあるからみんなついていく。
自信過剰なふるまいを見せると他人には有能な人だと写ります
自信があるように装うことで多くのプラスの効果があると
実験で証明されていると言います。
ポジティブシンキングですね。
最初は声の大きな自信満々の人が集団から抜きん出て注目されるのですが
内容が伴わないとその評価は数週間で剥げ落ち落ちるといいます。
四六時中自信満々を装うのは無理があります。
そして、間違った自信の弊害は
自分を欺くことです。
ウォーレン・バッフェットはこう言いました
「公の立場で他者を欺くＣＥＯはいずれ私生活において自分を欺きかねない」
気功の達人と総合格闘技の選手が闘った話があります。
気功の達人は相手の体に触れることなく
3メートルも離れたところから
相手を投げ飛ばすことができる。
５人がかりで向かって行っても
全員、達人の体に触れることもできずに
投げ飛ばされます。
この人と総合格闘技の選手が闘いました。
結果は
達人が１分足らずで一方的に殴られて終わり。
手を振っただけで弟子たちが次々に投げ飛ばされるので
達人は自分には誰でも投げ飛ばせる力があると信じていた
また、弟子たちも達人の力を信じていた。
自分にはイカサマではなく本当に力があると信じていた
だから試合を受けた。
自信は能力を高め成功を引き寄せ、他者にあなたを信用させます
その一方で自信には極めて危険な面があり
妄想や傲慢さに繋がります。
取り返しのつかない失敗をするのは
自信のない人間ではなく
自信過剰な傲慢な人間です。
例えば
ＣＥＯが株主に対する年次報告書で何回「私」という言葉を使っているか
アナリストのローラ・リッテン・ハウスが企業リーダーと
会社の業績を調べていた時に発見した法則によると
「私」の連発は企業の死を招くと言います。
自己陶酔に陥った人は現実をまっすぐに見られない
そのことを本人が気づかない。
自信家を多く集めると
とても有能な人ととても無能な人の集団になると言います
自信がないとダメ
しかし、自信、確信がないからこそ
新しい考えを柔軟に受け止め、多くの情報を取り入れて
他者の意見も聞く。
臆病なほど慎重に
状況を検討して判断する。
自信がないと何もできないですが
自信過剰になるよりは
今できる準備をして
状況を冷静に判断
自分は勝てるに決まってるという傲慢さを捨てる
結果をまっすぐ受け入れる
そしてまた進む。
自信をつけるよりも大切なこと
これが裁量トレードに向き合う姿勢だと感じています。
ＹＯＵ ＴＵＢＥ
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なぜならアービトラージ 鞘取りとは そういうものだからです。
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