トレーダー

トレーダーをまとめているファンドの人と運用の話をしました。


最近コピートレードが流行っているようですね。
(流行りも一巡しましたか・・?)


誰もが知ってるカリスマトレーダーが実は運用していない・・

という話をあちこちから聞いたりしますと

そんなトレードはコピーしたくないなと思うわけで・・・。



まあ、話を戻しますと

ファンドの人と話して共通しているのは

コピートレードよりも

いろいろなシステムから運用パターンを選んでポートフォリオに出来るものがいいということです!

どういうのかというとズールトレードみたいな感じです。

選ぶのがシステムだったり、優秀なトレーダーだったり

というのはありますが

結局好きなのを自分で

選べぶことが出来るというものです。



で、そのファンドの人は 何をしているかというと

動いているシステムとトレーダーを常に監視している訳です。


面白いのは システムではなくトレーダーですね。

このトレーダーはカリスマと言われる人たちではないですが

良い成績を出している優秀なトレーダーが集まっています。

でも

最初トレーダーを見つけるのには苦労したようです。

自分から優秀だと言う人で優秀だった人はいないこと・・・

気づくのに時間が掛かった

と言っていました・・。


そして、選び抜いたトレーダーですが、ある問題が出てくると言うことです。


それは、


運用資金が増えると優秀なトレーダーでもメンタル面で明らかに差が出ると言います。

運用してる資金がその人のキャパを超えるともうだめなのだそうです。

自分で対処できない金額を任せられ

四六時中トレードを監視されている・・。


この状況に耐えられない人が多いと言います

とにかくロスカットしない。ポジションを重ねてナンピンしていく・・・


あるトレーダーのポジションを見せてもらうと、

ユーロを売る、あきらめずにまた売る。

更に売る、そして最後のポジションに少し利益が乗れば

わずかの利食いをする・・。

その他のポジションはそのまま。

そういう状況です。


なぜそんなことをするのかと言うと

キャパを超えたプレッシャーと

見られているプレッシャーもある上

運用が下手だと思われたくないと言う気持ちが強くて

損切しないで 少しの利益を取りに行くのでしょうね・・と言う話でした。


リアルタイムで現在のすべてのポジションが見れるのですが

それは見事なものでした。


「ここで売るのは仕方ない。としてもここで諦めるでしょ?」

「ですね」

「でも諦めないんですね」

「もういいとこまで来ているから我慢しようと決めてるんですかね?」

「彼が売っているからまだ上がりますよ」


・・・結局そのとおりになりました・・・

こういうのを見ていると

トレーダーにプレッシャーをかけて追い込んで追い込んで

持ったポジションのあえて反対を張るというのをやってやろうと思っていると言っていました。

それが一番堅いのではないかと・・。



資金を入れるシステムをいくつか選ぶ時には

儲からないシステムも重要です。

儲からないシステムの反対を行くのも良い方法だからです。

狙ったシステムの反対ポジションを持つシステムもありますので

(逆コピートレードみたいなものです)

このあたりはまたお見せしたいと思います。


トレンドフォローで行けば

細かい負けは嵩んだとしても検証すれば分かるように

ブレイクしたときに結構取れるのですが

分かっていたとしても


システムトレードではなく人がトレードする場合、現実的には

メンタル面でどうしても思ったようにはできなくなるのですね。


この人なんかは高値、安値を見てブレイクしてますね

http://03auto.biz/clk/archives……ytnan.html





ファンドの運用では最初に

トレーダーのそれぞれのキャパを

把握して資金を割り当てると言うのが重要だということです。



いくつかのシステムが選べる件についてはまたお見せします。

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