クシムの株価暴落の原因とは

株式会社クシムの株価暴落は、以下の複合的要因が重なった結果と考えられます:

1. 財務悪化と中核子会社の喪失

  • 連結子会社「ZEDホールディングス」を代物弁済として譲渡したことで、中核事業の収益源を喪失。ZEDホールディングスは暗号資産関連事業を展開しており、将来の成長期待が打撃を受けた。
  • ZEDホールディングスおよびその子会社(Zai f、クシュソフト等)の直近業績は赤字続きで、連結除外によりグループ全体の財務基盤が弱体化した印象を与えた。

2. 資金繰り破綻リスクの顕在化

  • カイカFHDへの借入金529百万円を現金で返済できず、緊急措置として資産切り売りに追い込まれた点が、市場に「資金繰り危機」を強く印象付けた。
  • 代物弁済の背景には、経営陣交代の可能性や田原氏の情報漏洩問題による信用不安が存在し、金融機関や投資家の信頼を失墜させた。

3. 経営陣の法的リスク

  • 取締役・田原氏による**「違法行為差止仮処分」申立て**が公表され、経営陣の不祥事やガバナンス欠如が露呈。これにより、企業統治リスクが急浮上し、投資家の警戒感が高まった。
  • 機密保持契約違反による損害賠償請求(約936万円)も、追加的な負債リスクとして懸念材料となった。

4. 株主間対立の深刻化

  • 田原氏が取締役辞任勧告や株主提案を進める中、経営陣との対立が表面化。内部紛争による経営混乱が、事業継続性への疑念を生んだ。

5. 市場心理の悪化

  • 一連の発表が短期間(2025年2月3日~3月3日)に集中し、「経営危機の連鎖」 というネガティブなストーリーが形成された。特に、連結子会社の切り離しと法的トラブルの併発が、「最悪シナリオ」 を予感させた。

総括

財務基盤の脆弱性に加え、経営陣の信頼喪失と内部対立が相乗的に作用し、投資家の大量売りを誘発。暗号資産関連事業の将来性不安も重なり、短期間での株価急落に至ったと考えられます。

 
外人需給の激変と
3月 SQとその後のロールオーバーが重要です
おそらく今年の相場のピークが過ぎたのかまだなのか
はっきりしそうです

3月SQを迎える前に、
今のうちにメールサービスにご参加ください

毎日の需給、トレードポイント
最新サンプルもこちら


https://225daytrade.com/post_l……8%e5%86%85

メール会員さん向け動画をぜひ見ておいてください

 
admin