介入しても
60%程度のサプライズとなった
円売り介入実施により、1ドル=78円台に
円が急落し、日経平均は100円を超える上げの場面もありました。
断続的な介入も繰り返され、更に
日銀による追加緩和政策の発表もあって1ドル=79円になりましたが
なにしろ日経平均の戻りは弱かったです。
金融政策が小出し過ぎます。
8月2日 の安値 9822円から下に窓を開けたままとなっていて
これはお伝えしたように
この窓を埋められないようですと
更なる下落につながる非常に嫌な形です。
9619円、9561円が目先下値目処としていましたが
8月3日に 9610円、
8月4日に 9615円まで安値をつけています。
いったん下記Aのように一旦戻ったとしても
下落トレンド回帰で
次の目標は、 9356円、9089円。
としていました。
が、
昨晩のNYダウは暴落しました。
512ドル安の11383ドル
アメリカデフォルトが騒がれる中
アメリカ国債がしっかりしていたことから問題は
デフォルト懸念よりも景気悪化であると
お伝えしましたが、
市場では世界同時景気後退の可能性があるとの懸念で
株式から資金を引き揚げ
アメリカ国債、スイス・フラン、円、金に資金シフトする動きが
活発になっています。
そして昨晩CMEは 9280円
こうなると一旦の戻りどころか
ほとんど戻りなくというケースも考えられます。
ここから戻ったとしても、9470円から9590円あたりまで、
または、目先目処の9089円まで突っ込んだとすれば
9270円から9390円当たりまでの戻りがあれば
大きな波動での 8353円、8156円の下値目処も
また、頭に入れておかなければならないかもしれません。
戻りの過程で買うのは注意です。
ただ、市場のコンセンサスがドル安、世界同時株安に
傾いて来ているので、それが気になります。
前回みんなが上がる上がるという強気の状態から
連続で下げてきていると言う状況ですので
弱気一辺倒になると逆に嫌な感じは残ります。
スイス国立銀行による利下げもありましたし、日本の更なる金融政策や
QE3の発表や欧州各国の金融緩和策も出てくる可能性がありますし
5日の雇用統計でのポジティブなサプライズがあれば一気に下がった分
NYダウ暴騰となったりと・・・。
また、あまりにネガティブな内容だった場合、
ショック安から、政策催促相場となって
バーナンキ議長の出番となるかもしれません。
波動は下落ですが、目先の激しい動きが出る可能性もありますので
頭を売りだけにとらわれず柔軟に慎重に・・。
A、7月22日 10149円を抜けれずに
9619円、9561円まで下がり、一旦9882円あたりまで戻った後は
次の目先下値目処 9356円、9089円。
大きな波動での 8353円、8156円の下値目処も
また、頭に入れておかなければならないかもしれません。
個人投資家は
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日、8月3日、16日、19日、9月20日
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
昨日の先物は
レンジを離れれば
下限 9580円、
上限 9750円、
としていましたが
日銀の介入などもありましたが
安値9610円 高値9770円で
ほぼ想定のとおり
今日はどう動くか。
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CMEは 9280 円
このあたりで寄れば
上下とも軽い位置
現物は9400円台に
出来高が多くあります。
下限 9160円、9110円
上限 9350円、9450円
というスタンスで見ます。
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