今日のオープニングトレード、ポイント3月30日、ロシア報復。外人売りは止まったか
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日経225オープ二ングトレード
寄付き 売り
+250円で利確 -180円でロスカット
● 日経225波動デイトレードポイント
21300円買い
ザラ場で10円、20円を固く利確していくポイントとして見ます。
前日の結果
+20円・・・・21000円買い
● 日経平均は 21159円 127円高
東証1部の出来高は13億2,442万株、売買代金は2兆5,507億円
叩かれるポイントまで来て
利益確定の動きや米国株の動きを見たいという警戒感から
一時前日比でマイナスとなる場面もありました。
ただ、大引けにかけては持ち直しました。
テクノロジー株の下げが続き下げていたアメリカ株式市場ですが
ハイテク株に買い戻しが入り反発となりました。
ただ、今期 1月から3月のS&P500とNYダウは
2年ぶりの下落の大きさとなっています。
気になるのは
英南部で元スパイのロシア人男性らが
「神経剤」で襲撃された事件について
英政府はロシア政府に事件のかかわりがあると判断し、
外交官23人を国外退去処分とすると表明しました。
それに続いて欧州、そして米国は60人を国外退去処分として
25か国が100名を超える外交官を国外退去処分にしています。
イギリス、アメリカ、フランス、ドイツが
ロシアを非難する共同声明を出しています。
これに対して
ロシアは米外交官60人を国外退去処分にし、
サンクトペテルブルクにある米国領事館の閉鎖を命じました。
日本は静観ですが
これ冷静に見れば戦争前夜の状況です。
結局アメリカは北朝鮮をやらなさそうですが
欧州がロシアを目の敵にしていることは
アジア情勢以上の緊迫感です。
外人の日本株売りは
1月第2週から留まることなく継続しています。
昨日発表の
2018年3月第3週 2018/3 week3 ( 3/19 – 3/23 )の
投資主体別売買動向では
外人が日本株を
4541億円売り越しています
3月に入ってからも売り越しは続き
第1週 3754億円の大幅売り越し
第2週1728億円の売り越しです。
個人は8週ぶりの売り越しから
再び買い越しに転じています。
日経平均は
2月27日の戻り高値22502円から
3月5日の安値20937円までの
半値戻し波動21719円を
12日に越えてきましたが。
再びこの水準で叩かれています。
2月27日高値 22502円を越えてこれるかに注目でしたが
再びこの水準で叩かれたことで
一転 週明け 変化日3月27日、28日に
2月14日安値 20950円と
3月5日の安値20937円の
ダブルボトムを割り込むかどうかの展開になっていましたが
あっさりとダブルボトムを割り込みました
その後戻って
今は 何度も付けてきているポイント
21300円から21400円を抜けてくるかに注目です
ここでも叩かれるようですと
昨年秋19200円台から始まった日経平均の連騰劇前の水準
19200円あたりが見えてきます。
それとも、例年通り4月、5月の上昇に向かうことができるのか・・。
2018年末までのアメリカ10年債利回りの基本シナリオを3.25%として
今後数カ月に世界の株式相場が10ー20%下落する兆候があると言っていた
ゴールドマンですが、
(すでに下落しました)
今度は
2018年末までの10年債利回りが4.5%に達するような場合、
株価は20-25%下落するだろうと言っています。
その時は米経済は急激な減速となるが
景気後退には至らない。
引き続き本格的な弱気相場入りのリスクは小さいという見解です。
市場ではアメリカ10年債利回りが3.25%から3.5%までは
株式の上昇は持ちこたえられるだろうというコンセンサスです。
現在アメリカ10年債は2.8%台のもみ合いから
2.7%台に(債券が買われています)なっています。
日本株は変化日から下落
引き続き調整場面です。
日本株のバリューは割安で
配当利回り=10年国債利回りとなる水準まで
株式が上昇するとすれば
日経3万円から4万円の計算が成り立ちますが
日本株のショートに着手したという
世界最大のヘッジファンドブリッジウォーター・アソシエーツは
イタリアの銀行など欧州大手企業株の空売りポジションも2兆3400億円積み上げています。
不安材料としては
下記にずっと書いているように
外人が大幅売り越しに転じていることと
(過去の例でいうと外人が大幅売り越しに転じると日経は下げるのですが
昨年秋以降下げずにようやく下げました)
円高懸念が浮上していることです。
日本企業の来期の会社計画の対ドル前提レートが
105円程度なら、微増益にとどまる可能性もあり
●堅調な経済指標が続き地合いは好調で
さらに上値を試す展開が予想されます。
しかし、急激な円高でその前提が崩れれば
調整は少し深くなるかもしれません。●
これ以上の金融緩和はあり得ない日銀は
ドル安に対して打つ手がありません。
日銀が年内に緩和縮小に向けて動き出した場合
円高に一気に動くリスクは高まります。
今年の注目はFRB,ECBが舵を切った緩和縮小に
日銀がいつついて行くかです。
逆に言うと
それまでは市場のコンセンサスは
「市場は強い」・・・でした。
しかし、ここしばらくの相場では
日銀の金融緩和、米国金利高が
ドル高、円安に繋がらない動きになっています。
現物株の
2013年の年間外人買い越し額は
15兆3766億円という大きな金額で
アベノミクス第一幕を牽引しましたが
2014年は1兆902億円の買い越し
2015年は1215億円の買い越しと
買い越し額は激減しています。
そしてアメリカだけの売買動向をみれば
2013年の大幅買い越しから
14年、15年とも大幅売り越しに転じていました。
そして
2016年に日本株を3兆6887億円売り越した外人でしたが
2017年 年間トータルでは現物2市場(東証名証)で
7532億円の
買い越し基調に戻っています。
2018年は
1月第1週の4851億円の大幅買い越しから
大幅売り越し転換しています。
2月も
1兆1424億円の大幅売り越しでした。
個人投資家は自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
変化日 3月27日、4月9日
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
日経先物は 21480円
上限 21520円、21680円
下限 21300円、21130円
というスタンスで見ます。
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● 今日の重要ポイント 日経225
3月30日
21680
21570
21520
21450
21350
21300
21130
21070
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