●日経平均は 9965円 97円高
窓を開けたまま高く寄り付きキッチリ10000円に乗せてきました。
ザラ場高値は10005円までありました。
6月日銀短観で製造業の先行きがプラス転換し、
6月米ISM製造業指数が予想外に上昇したことから底堅い動きになっていました。
本格的な上昇は、7日のECB理事会、週末8日発表の6月米雇用統計待ちです。
その他、中国利上げ観測なども含めて海外環境は依然として懸念材料満載ですが
日本国内の景気は震災や電力供給減、菅政治無策などによって下押しするという
シナリオよりも復興需要大、景気回復は強いというシナリオに傾きつつあります。
下値切り上げ、上値抜け(10017円)の場合お伝えしていたように
下げトレンドではなくなりますので買い参戦する人も増えてくると思われます。
昨日の日経平均は下に窓を開けたまま窓を埋めていないので強い動きにみえますが
一方では日足は、戻り高値圏で三羽烏の出現となりました。
三羽烏は高値圏で出ると不吉なシグナルです。
また、6月17日 安値 9318円からはザラ場高値10005円まで
7.4%の戻りとなっています。
騰落レシオは125と前日の120から更に上昇し、
6月9日の74からは 急上昇。過熱感も大きいです。
そうは言っても相場が上がるときは過熱しても
上がるものは上がるので
下記、A,上昇パターンの上昇目標 10122円から10716円というレベルまで
一気に上昇しないとは限りませんが
三羽烏や騰落レシオからみると上昇するにも一旦 押しを入れるタイミングと思えます
高値追いのチキンレースに参加するよりは
冷静に押し目待ちの買いで分があるか・・
(毎日のオープニングトレードは別です。スイングトレードの時間軸の話です)
ただ、下記A,上昇パターンの可能性が
日毎に高くなっている状況です。
この後目先の上昇がどこまであるか、また
その後の目先の下落がどこまであるかで
下記A,B,Cのどれになるか・・。
下記Aが強力になってきていますが・・
まだ、安心はできません。
A,上昇パターン
B,小さな波動の中、下落エネルギーが小さくなって揉みあいで下落
C,急激に相場が動き出し中期下落波動の下値目処達成
下値切り上げ、上値抜け(10017円)の場合
A、9658円~9797円、9921円→9405円~9480円
→10122円~10716円(上昇波動に変わった場合の中期上昇目処)
ここから下落エネルギーが小さく
波動も小さく下落の場合(小さな揉み合いでの下落)
B、→9339円~9256円→9455円~9497円→9057円~9015円
また、中期下落波動の下値メド達成の場合
C、 →9143円~9115円 → 9415円~9480円
→ 9000円割れ、下値目処は 8156円、7623円・・。
本日は変化日です。
高値追い注意・・。
個人投資家は
自分の判断を信じて自分の資産は自分で守る覚悟が必要です。
※変化日、7月5日、
(1日、2日の違いは許容範囲として変化日とします)
●今日の日経先物
昨日の先物は
上限 10000円、10040円
としていましたが
ザラ場 高値 10010円まで。
底堅く推移しました。
今日はどう動くか。
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昨晩の イブニングセッション終値は 9960 円
このあたりで寄れば
昨日の
9990円から9960円のレンジにはまりそう
レンジを離れれば
下限 9900円、9860円
上限 10040円、10160円
というスタンスで見ます。
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