Part2…日経225のテクニカル投資

Part2…日経225のテクニカル投資

それでは、日経225 先物に使えるテクニカルを見て行きます。

その前に、なぜ、テクニカルが必要なのでしょうか?

相場の分析にはファンダメンタルズ分析(

経済環境や企業業績などの要因 )とテクニカル分析がありますが

日経225 先物のトレードで需要なのはテクニカル分析です。

上がりそうな株を見つけて長期投資するというのでしたら、

ファンダメンタルズ投資が非常に重要と思いますが、

日経225 先物の場合は高レバレッジで勝負が早いので

ファンダメンタルズがどのように相場に反映されるのかがわかりにくいです。

今、相場がどう動くかが、すぐに反映されるテクニカルが重要になります。

 

PART.2-1.相場の基本

『ダウ理論』

①平均株価は全てのものを織り込む株価の需要と供給に影響
を与えるすべての要因は、既に相場に織り込まれ平均株価に
現れている。

②トレンドは3つある。トレンドは、その期間の長さから

 

・長期トレンド(1~数年周期)

・ 中勢トレンド(3週~数ヶ月)・・・長期トレンドの調整、上げトレンドの反落、

下げトレンドの反騰。

・ 短期トレンド(日々の変動)

と3つに分類される。

 

③長期トレンドは3段階からなる

●強気相場

・第一局面・・・先行投資家による買いが始める。

・第二局面・・・株価堅調 多くの投資家が買い始め、出来高増加

・第三局面・・・一般大衆投資家が参加し市場は活況。

 

●弱気相場

・ 第一局面・・・先行投資家が持ち株を売り上がりはじめる。株価上昇もこれまでのように出来高が膨らまない。

・第二局面・・・景気、企業業績の悪化、市場は売り主導。株価の下落

・第三局面・・・売りのクライマックス

 

④2 つのダウ平均は確認されなければならない

ひとつの平均(指数)でなく2つ以上の指数が同方向に動いているときに

トレンドの信頼性が高い。

⑤トレンドと出来高は一緒に動く

上昇トレンドでは、価格上昇時に出来高が増え、価格下落時に出来高が減る

下降トレンド・・・価格下落時に出来高が増え 価格上昇時に出来高が減る。

 

⑥ラインからの訂正

株価が5%以内の幅で変動するラインの状態から上限を突き破り上昇すれば強気、

下限を突き破り下降すれば弱気。

ラインが長いほど放れたときの意味が大きい。



 

⑦トレンドは転換が明確になるまで継続する。



 

PART.2-2 トレンド

〔3 つのトレンド〕

トレンドはマーケットの動く方向。
マーケットはジグザクに動きます。そしてジグザクの山と谷が形
成する方向がマーケットのトレンドです。

〔上昇〕

より高くなっていく山と谷の連続的な波。

徐々に高値を切り上げ、徐々に安値も切り上げる波。

〔下降〕

寄り低くなっていく山と谷の連続的な波。

徐々に高値を切り下げ、徐々に安値も切り下げる波

〔持合い〕

水平な山と谷の連続的な波。

 



 

〔サポート、レジスタンス〕

上昇トレンドの場合前回安値はサポートといわれ、

売り圧力に勝る買い意欲が存在する価格となります。

下がってきたとしても、ここで価格が下げ止まり上昇するのが上昇トレンドです。

また、上昇トレンドの場合…

レジスタンスは前回高値水準となり、

売りに跳ね返される価格水準です。このレジスタンスを超えて上に行くのが

上昇トレンドです。

そしてブレイクされたレジスタンスが次の調整場面でのサポートとなります。

下降トレンドの場合…

前回安値のサポートで買いが入り 止まる水準です。

このサポートを下にブレイクしていくのが下降トレンドです。

そして次の反発時にはブレイクされたサポートがレジスタンスとなります。

この水準を上に抜けずに跳ね返されて下げるのが下降トレンドです

 



 

〔サイクル〕

全ての物にはサイクルがあります。
季節にも、景気にも、人のバイオリズムにもサイクルがあります。

景気のサイクルでよく知られるのは以下のものです。

●キチンサイクル
(短期:平均40 ヶ月の在庫投資を要因としたサイクル)

●ジュグラーサイクル
(中期:設備投資の変動により生ずる7 年から10 年のサイクル)

●クズネッツサイクル
(準長期循環:商工業設備、建物、住宅の耐用年数から生じる
建設工事を要因とする20 年前後のサイクル)

● コンドラチェフサイクル
(長期:戦争、技術革新 マネーサプライの変化、一次産品やエ
ネルギー不足などを要因とする世界経済の40 年から50 年のサイクル)

このようなサイクルは相場にも存在します

〔フィポナッチ〕
相場のサイクルで重要なのはフィボナッチ数列です。
フィボナッチ数列とは13 世紀の数学者レオナルド、フィボナッチが発表したものです。

1,1,2,3,5,8,13,21,34,55,89,144,233,377・・・・

●フィボナッチ数列の特徴

連続する2 つの数の和はその一つ上の数になる
1+!=2
2+3=5・・・

最初の2 つの数字を除いて、選んだ数の2 つ上の数を選んだ数で割ると

その答えは2と選んだ数の一つ下の数があまりとなる。

34÷13=2、あまり8
55÷21=2、あまり13
89÷34-2、あまり21・・・・

最初の4 つの数字を除いて下の数字との割合は0.618 : 1 に近い

21÷34≒0.618
34÷55≒0.618
55÷89≒0.618

最初の4 つの数字を除いて下の数字との割合は1.618:1に近い

34÷21≒1.618
55÷34≒1.618
89÷55≒1.618

1.618 と0.618 は黄金比率でありエジプトのピラミッドの建築にも使われている比率で、全てのもので一番美しい比率とされています。

最初の4 つの数字を除いて2 つ上との数字の割合は0.382:1 に近い

13÷34≒0.382
21÷55≒0.382
34÷89≒0.382

最初の4 つの数字を除いて2 つ下の数字との割合は2.618:1に近い

34÷13≒2.618
55÷21≒2.618
89÷34≒2.618

上記の比率の関係は
2.618-1.618=1
1.618-0.618=1
1-0.618=0.382

2.618×0.382=1
2.618×0.618=1.618

1.618×0.618=1
0.618×0.618=0.382
1.618×1.618=2.618

となり、お互いに強い相関関係のある比率となっている

〔エリオット波動〕

相場は5つの上昇波と3 つの下降波で一つの基本的なリズムが出来る。

これはエリオット波動として知られていますが

エリオット波動にはフィボナッチ数列が取り入れられています。

 



 

〔ギャン理論〕

ギャン理論も奥が深く、相場では大変重要な意味を成しますが難しい部分もありますので抑えておくべきコアな部分に関してだけ説明します。

●ギャンのレジスタンス、サポート

過去の高値からの反動安、や過去の安値からの反動高 の値幅を1/8 刻みで考えます。

極端な高値と極端な安値を取り、その高値から安値を差し引き、

その変動の幅を8 分割し、

1/8 の分割点、12.5% 2/8 の分岐点25%、3/8 の分岐点37.5%、 4/8 の分岐点50%

5/8 の分岐点62.5%、6/8 の分岐点75%、7/8 の分岐点87.5%をとると、

それが支持水準(サポートライン)、抵抗水準 (レジスタンスライン)

あるいは買い場、売り場となります。

価格がそれらの ポイント付近で止まれば、トレンドの転換を示していると考え、

それが売買ポイ ントと考えます。

中でも50%のラインを重要とします。

次に重要なのは 37.5%と66.7%

これはフィボナッチ比率の38.2%や61.8%に非常に近く、

また、変動の幅を3 分割し、1/3 分割点、33.3%、2/3 分割点66.7%も

重要な支持水準 (サポートライン)、抵抗水準(レジスタンスライン)と考えます。

その他、ギャンアングルでは、時間と価格の間に比例関係があると考えます。

時間1 に対して価格が1/8、1/4、1/3、1/2、1、2、3、4、8

となるようなラインを引きこのトレンドライン をサポート、

レジスタンス領域とします。

 





 

◇ギャンのルール◇

1. 資金管理と損失限度

資金配分を厳密にすること。

売買に用いる総資金を10 等分し、1回の売買における損失限度は

総資金の10 分の1 にすること

 

2.ストップロスは必須

損失限度内にストップを必ずおきます。

ストップロスを必ずおくこと。

損失限度を計算した上、ポジションを持つと同時に行うこと


3.オーバーポジション厳禁

過剰なポジションは大ケガのもと。過剰な売買を決してしないこと。

資金配分に従ったポジション量を厳守すること。

 

4.トレーリングストップ

ストップロスを利食いできる点にまで近付けます。

利益を確保した後は損失とならないように、ストップロスを変更すること。

 

5.トレンドフォロー

逆張り厳禁、トレンドに逆らわないこと。

トレンドに確信が持てないときは売買しないこと。

 

6.迷いは禁物

迷ってポジションを持ったり、持ち続けたりするとたいていは損が大きくなる。

迷った時は手仕舞うこと。迷った時はポジションを持たないこと。

 

7.流動性とボラティリティ

活発に売買され、値動きのある市場で売買を行うこと。

 

8.リスク分散

リスクを分散し、資金の集中を避けること。

 

9.指値注文の禁止

指値をしてはならない。売買の価格を決めず、成り行きで売買すること。

 

10.手仕舞いルール

利益を伸ばすためにも、損失を小さくするためにも、自分で確立したルールに従って

手仕舞いすること。確固たる理由なしに手仕舞いしないこと。

 

11.余剰資金

利益を売買資金に注ぎ込んで取引を増やさないように。

実現利益は別勘定として保有すること

 

12.小利益売買の禁止

小さい利幅での取引をしない。わずかな利益狙いの売買(スキャルピング)を

しないこと。

 

13.難平禁止

トレンドに逆らう行為は損失を拡大させます。

難平(ナンピン)は決してしてはならない。

これはトレーダーがするかも知れない最悪の失敗の1つである。

 

14.待つことの重要性

「相場は明日もある」

我慢できずに手仕舞いしたり、待ちきれずにポジションを持たないこと。

 

15.利小損大の禁止

利が乗った時は大きく伸ばし、損が出た時は小さいうちに切る。

小さな儲けと大きな損は避けること

 

 

16.ストップロスキャンセルの禁止

ストップロスは決してキャンセルしてはならない。

 

17.頻繁売買の禁止

頻繁に売買を繰り返しても、手数料やスプレッドで損をするばかりです。

ミスも多くなります。過剰に頻繁な売買は避けること。

 

18.ショート(売り)の活用

ロング(買い)だけではなくショート(売り)も活用すること。

 

19.値頃感の禁止

「安くなったから買おう」はダメ

「安くなったから、もっと安くなるかも」 決して値頃感で売買してはならない。

「高いから売ろう」もダメ。

 

20.ピラミッディングのタイミング

早過ぎると、トレンドができていないので、跳ね返されてしまうこともあります。

ピラミッディング(買い増し、売り増し)のタイミングに注意すること。

レジスタンス・サポートをブレークしてから買い増し、売り増しをすること。

 

21.ピラミッディングの選択

上昇トレンドの強いもの、下降トレンドの強いものがあります。

買い増しするときは強い上昇トレンドを示すもの、売り増しするときは

強い下降トレンドを示すものを選ぶこと。

 

22.ヘッジの禁止

両建ては厳禁です。反対売買等のヘッジ行為はしてはならない。

 

23.理由とルールに基づいた売買

ルールに従うことが重要です。明確な理由なしにポジションを変えないこと。

明確な理由のもと、明確なルールに従って売買を行うこと。

 

24.利益確保後の売買の禁止

利食いした後、ズルズルと売買を続けると損失につながります。

十分な利益を確保した後は、意味のない頻繁な売買を行わないこと。

 

25.利益確保後の売買の禁止

利食いした後、ズルズルと売買を続けると損失につながります。

十分な利益を確保した後は、意味のない頻繁な売買を行わないこと。

 

26.利益確保後の売買の禁止

利食いした後、ズルズルと売買を続けると損失につながります。

十分な利益を確保した後は、意味のない頻繁な売買を行わないこと。

 

27.天底に関する憶測の禁止

もうはまだなり、まだはもうなり。

相場の天底に関して勝手な憶測を行わないこと。

 

28.不確かな助言による売買の禁止

市場のうわさ話とか、掲示板の話とかは無視しましょう。

自分より優れた人の場合を除き、他人の助言に基づいた売買は行わないこと。

 

29.損切り後の資金量縮小

負けたら、次は小さく勝負することです。大きく負け続けると、あっという間に

全資金を使い切ってしまいます。

損切りしたら、取引量を減らすこと。決して増やしてはならない。

 

30.不適切なポジションメークと手仕舞いの禁止

ポジションを建てる時も手仕舞いする時も、ルールに従うことが重要です。

間違った取引はたとえ一時的に利益を上げられても間違っているのですから、

次に同じ事をすると、損をすることになります。

不適切なポジションメークと手仕舞いを避けること。

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