なぜパッシブファンドが「決まった日に決まった量」買わなければならないのか。その構造的な歪みを先回りする。
世界にはMSCIインデックスに連動するパッシブファンドが約15兆ドルあります。これらのファンドはインデックスの構成銘柄が変わると、価格に関係なく、決められた日に必ず売買しなければなりません。
株価が高ければ買わない
安くなるまで待つ
→ 合理的な行動が可能
値段に関係なく必ず買う
日程も数量も決まっている
→ 価格交渉力ゼロ
「いくらでも買う」という買い手が存在することがわかっているなら、その前に買っておくだけで有利。これがMSCI歪みトレードの根拠です。
MSCIは年4回(2・5・8・11月)、組入/除外銘柄を発表します。発表から約3週間後がeffective date(指数への実際の反映日)です。
歪みの「大きさ」を0〜100点で数値化します。スコアが高いほど需給インパクトが大きく、トレードの確度が高いと判断します。
発表直後〜10日前。小サイズで先回り買い。まだパッシブの本格的な買いは始まっていない。
残5〜7日。パッシブが本格化。ポジション追加のタイミング。出来高が増えてきたら確度上昇。
残1〜3日。引け前の急騰に備えてフルポジ。14:30以降の出来高急増を確認したら利確開始。
「何億円のパッシブ買いが入るか」を計算することで、需給インパクトの大きさが具体的にわかります。
| インパクト比率 | 意味 | 判断 |
|---|---|---|
| 1〜3% | 通常レベルの需給変化 | 標準 |
| 4〜7% | 明確な需給押し上げ効果あり | 注目 |
| 8%超 | 強力な需給インパクト 急騰リスク大 | 高確度 |
USD/JPYと東証日次売買代金(TOPIX ETF 1306から推計)は毎朝7:30に自動取得・更新されます。為替変動も計算に自動反映されます。
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