MSCIトレード完全解説


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MSCI歪みトレード完全解説 | 225マスタートレード





225マスタートレード 会員向け解説

MSCI歪みトレードとは
何か

なぜパッシブファンドが「決まった日に決まった量」買わなければならないのか。その構造的な歪みを先回りする。




01なぜ「歪み」が生まれるのか

世界にはMSCIインデックスに連動するパッシブファンドが約15兆ドルあります。これらのファンドはインデックスの構成銘柄が変わると、価格に関係なく、決められた日に必ず売買しなければなりません。

通常の投資家

株価が高ければ買わない
安くなるまで待つ
→ 合理的な行動が可能

パッシブファンド

値段に関係なく必ず買う
日程も数量も決まっている
→ 価格交渉力ゼロ

💡 ここが「歪み」の本質

「いくらでも買う」という買い手が存在することがわかっているなら、その前に買っておくだけで有利。これがMSCI歪みトレードの根拠です。




02発表から決済までの流れ

MSCIは年4回(2・5・8・11月)、組入/除外銘柄を発表します。発表から約3週間後がeffective date(指数への実際の反映日)です。

発表日 例:2026年2月5日
📢 MSCI組入/除外の発表
「東京エレクトロンのウェイトを+0.15%引き上げ」などが公表される。パッシブファンドは残り約3週間で買い集めを始める準備をする。
発表翌日〜effective date10日前
📈 エントリー期間(打診買い)
歪みスコアが55〜70程度。先回り買いを小さめのサイズで入れる。パッシブの大量買いが始まる前に仕込む。
effective date直前3〜5日
⏳ ホールド〜追加
スコアが70〜85に上昇。パッシブファンドが本格的に買い始め、株価が押し上げられていく。ポジションを追加するタイミング。
effective date当日 2026年2月27日
⚠️ 引け前に全利確
14:30〜15:00頃にパッシブの集中買いが入り急騰することが多い。この急騰で売り抜ける。引け後は買い圧力がゼロになる。
effective date翌日
🔴 ドテン空売り検討
3条件(①当日上昇+3%以上 ②出来高2倍以上 ③翌朝ギャップダウン)が揃えばシステムが自動でメール通知。空売りエントリー。
反落1〜3日後
✅ 買い戻し(利確)
需給の押し上げ要因がなくなるため自然と売られる。目標は反落の-2〜5%。達成したら買い戻して終了。



03歪みスコアの計算ロジック

歪みの「大きさ」を0〜100点で数値化します。スコアが高いほど需給インパクトが大きく、トレードの確度が高いと判断します。

歪みスコア = (推定パッシブ需要) × (直近5日出来高乖離) ÷ (浮動株時価総額)
推定パッシブ需要
MSCI残高
× ウェイト変動
例:185億円分の買い
直近5日出来高乖離
本日出来高
÷ 5日平均
2倍以上で需給活発
浮動株時価総額
時価総額
× 浮動株比率
小さいほど需給インパクト大
スコア別の行動指針
🔵 40〜60点 打診買い40-60

発表直後〜10日前。小サイズで先回り買い。まだパッシブの本格的な買いは始まっていない。

🟡 60〜80点 追加・ホールド60-80

残5〜7日。パッシブが本格化。ポジション追加のタイミング。出来高が増えてきたら確度上昇。

🔴 80〜100点 フルポジ→利確準備80-100

残1〜3日。引け前の急騰に備えてフルポジ。14:30以降の出来高急増を確認したら利確開始。




04パッシブ買い推定量の計算方法

「何億円のパッシブ買いが入るか」を計算することで、需給インパクトの大きさが具体的にわかります。

推定買い金額(円) = MSCIパッシブ運用残高 × 日本株ウェイト × ウェイト変動 × USD/JPY = 15兆ドル × 5.5% × +0.15% × 153円 約190億円
推定買い株数 = 推定買い金額 ÷ 現在株価 = 190億円 ÷ 38,500円 約49万株
東証出来高インパクト = 推定買い金額 ÷ 東証直近5日平均売買代金 = 190億円 ÷ 4,800億円 約4%
東証インパクト比率の読み方
インパクト比率 意味 判断
1〜3% 通常レベルの需給変化 標準
4〜7% 明確な需給押し上げ効果あり 注目
8%超 強力な需給インパクト 急騰リスク大 高確度
⚙️ システムの自動更新について

USD/JPYと東証日次売買代金(TOPIX ETF 1306から推計)は毎朝7:30に自動取得・更新されます。為替変動も計算に自動反映されます。




05リスク管理と失敗パターン

⚠️ 失敗するケース
  • 市場全体が急落してパッシブ買いを相殺する
  • 組入比率が予想より小さく需給インパクトが軽微
  • ヘッジファンドが先回りし既に織り込み済み
✅ 損切りルール
-3%
エントリー後、終値ベースで
-3%を下回ったら損切り
空売り(ドテン)の損切りは +2%。反落が来なければ潔く撤退。






06システムが自動でやってくれること

1
毎朝 7:50 朝レポートメール配信

MSCIシグナル(スコア・フェーズ・パッシブ買い推定量)+日経寄与度TOP5を自動送信

2
場中 30分ごと 出来高急増アラート

寄与度上位銘柄の出来高が5日平均の2.5倍を超えたら即時メール通知

3
effective date当日 15:35 ドテン条件チェック

引け後に①上昇+3%以上 ②出来高2倍以上 を自動確認。揃えば「ドテン準備」メール

4
翌朝 8:50 ドテン発動判定

③寄り付きギャップダウンを確認。3条件すべて揃ったら「🔴ドテン発動」メールを自動送信




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本コンテンツは教育目的です。投資は自己責任でお願いします。